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ベルト・メッシュコンベアーと比べてコストはどうですか?
約1.5~2倍と割高にはなりますが、機能特長が活かせる用途にはマグネットコンベアーの有効性を実感して頂けます。長期的運用で考えますとコストは抑えられます。
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マグネットコンベアーの製作納期はどれくらいかかりますか?
仕様打合せ後 60日前後となります。
(全て受注生産品となります。) -
製品価格はどのくらいですか?
お客様の仕様・条件等を確認させて頂き、技術検討の上、お見積りをさせていただくシステムです。
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搬送する部品の温度影響は何℃くらいですか?
標準仕様の場合80℃以内です。
※特別仕様で120℃仕様もございます。 -
磁石の磁力は消耗しませんか?
永久磁石は規定温度内での使用では磁気が弱くなることは極微量での実用上影響はありません。
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消費電力はどのくらいですか?
標準機種の駆動モーターは50W~200Wまでの小電力容量です。
※脱磁器(MGT-13トンネル型)は単相200V・1.4Aです。 -
磁力式のデメリットは何ですか?
(1)搬送する部品材質が「磁性体」に限定される。
(2)搬送する部品に磁気が帯びる(脱磁前の状態)
(3)装置のイニシャルコストは割高になる。
(4)搬送する部品の温度限界がある。 -
磁力式の特長とメリットは何ですか?
(1)駆動、回転機構が外部に露出せず、手などをはさまない安全機構です。
(2)部品が走る面にすきまがなく、かみ込み等を起こしません。
(3)油の付着した部分等も油をこぼさず搬送します。
(4)ベルト等の消耗品は使用していません。
(5)垂直にも搬送ができるため省スペース機構です。
(6)部品搬送に優しく、打痕跡が発生しにくいです。
(7)部品の定量・安定供給が出来ます。
(8)導入コストは通常のコンベアーより高くなりますが、消耗品の交換頻度が少なく、故障頻度が少なくなります。
長期的運用でランニングコストが抑えられます。
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部品搬送能力はどのくらいですか?
部品の形状、単体重量等により異なります。
実際の部品でテスト確認後の回答となります。
※送り速度、磁力等で広範囲の対応が可能です。 -
ホッパー内に洗浄液を入れ部品を洗浄しながら搬送したいのですが、可能ですか?
オプション仕様で対応可能です。
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搬送部に部品がかみ込みをしませんか?
外部に回転部分が露出しない機構なので部品のかみ込みはしません。
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油付着部品を搬送しますが、油をこぼさないことは可能ですか?
油を周辺にこぼさない集中回収機構が特長です。
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ボルト等整列して供給できますか?
パーツフィーダを使用せずにできます。 2本ローラーと直進フィーダの2方式で対応可能ですが、部品形状・大きさによっては不可能な場合がありますので、事前に打合せおよびテストが必要となります。
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装置の種類はどのようなものがありますか?
(1)MPLシリーズ:エルアップ…………L型垂直に2.5m程度まで
(2)MCFシリーズ:フリーコンベヤ……直線コンベヤ4m程度まで
(3)MSCシリーズ:側面型………………同一送路面で180度方向に排出
(4)MPSシリーズ:傾斜型………………60度傾斜で2.5mまで(途中落下傷防止)
(5)MPZシリーズ:Z型…………………プレス機下よりスクラップ排出など
(6)MPBシリーズ:ベルト式のMgC/V(ワーク傷防止に最適) -
プレス加工・鍛造、曲げ加工等の後に部品に磁気を持つ部分がありますがなぜですか?
磁石を使用しなくても加工硬化・加工応力、材質の分子変化により磁気を持ちます。 ※メッキ等の工程でも磁気を帯びるケースがあります。
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部品を熱処理すれば磁気は消えますか?
約500度以上の熱で磁気は消えます。
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磁力搬送部品に磁気を帯びるのは問題になりませんか?
搬送途中では相当の磁気を帯びますが、本体に脱磁器を装備することにより、最終出口で脱磁をします。
※部品の材質により、脱磁の数値は異なります。 -
プレス等の抜きカス・ホーマー抜きカスは可能ですか?
かみ込みのない機構が好評です。
弊社のスクラップコンベアーをご検討ください。 -
搬送する部品に落下打傷は発生しませんか?
垂直式は部品の落下があり、傷の可能性はあります。※傾斜式で対応(60度以内)。
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メッキ等表面処理の部品も搬送できますか?
ベルト式で対応が可能です。
※印刷部分がある部品は搬送テストで確認が必要です。 -
粘度の高い油が付着した部品は搬送できますか?
はい、できます。
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旋盤などから出る切削クズは搬送できますか?
螺旋状に絡まった形状のものはおおむね搬送できません。
※チップ状にくだかれたもの、またはカールが小さいものは搬送可能です。 -
ステンレス材の部品も搬送できますか?
磁石につくSUS400系(フェライト系、マルテンサイト系)の材質は搬送できます。
SUS300系(オーステナイト系)は非磁性材となりますので搬送できません。
※SUS304など、加工によっては磁性を持つ場合もあります。 -
搬送可能な部品の形状や大きさは?
スクラップから水道管ジョイント部分まで幅広い実績があります。 特に指定、規格はありませんが搬送機の特性上、お見積の際にはワークの事前確認を行わせていただいております。
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搬送できる部品の単体最大重量は?
2gから2kgまでマグネットコンベアーのバリエーションごとに分け、ワーク搬送が可能です。
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NDA(秘密保持契約)の締結は可能ですか?
対応可能です。
契約内容を弊社で確認を行っての対応となりますが締結は可能です。 -
基本取引契約の締結は可能ですか?
対応可能です。
契約内容を弊社で確認を行っての対応となりますが締結は可能です。 -
指定の伝票での納入は可能でしょうか?
対応可能です。
弊社登録等の準備が必要になりますのでご注文時にご指示下さい。 -
検査書の発行は可能ですか?
対応可能です。
検査項目等については営業担当へご相談ください。 -
購入する前の環境調査は対応可能でしょうか?
製品選定で事前にご必要でしたら対応可能です。
ご相談ください。 -
購入している製品の環境調査は対応可能でしょうか?
対応可能です。
ご必要な調査内容を営業担当までご連絡ください。
ご指定のフォーマットでのご提出も可能ですのでご相談ください。 -
海外に輸出をしたいのですが、必要な書類の発行は可能でしょうか?
ご購入いただいた製品のパラメーターシート、航空輸送貨物 非該当証明の発行が可能です。
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会社に伺えば製品を見ることが出来ますか?
可能です。
カタログ品に関しては基本在庫を持っていますが、事前にご連絡いただければお話をお聞きして、営業担当が製品のご説明を行います。 -
磁石につく金属とつかない金属は?
磁石につく金属で一般的な材質は鉄です。
磁石につく金属は他にニッケル・コバルトなどが磁石につきます。
アルミ・銅・金・銀などは磁石につきません。
ステンレスはSUS304・SUS316(オーステナイト系)は磁石につかず、SUS430(フェライト系)やSUS403(マルテンサイト系)は磁石につきます。
尚、磁石につかないオーステナイト系のステンレスも、曲げなどの冷間加工を加えると、加工部分が磁石につくことがあります。 -
磁石はどのように廃棄するのか?
産業用としてご使用の磁石は産業廃棄物として専用の廃棄業者に依頼して処理をしてください。
家庭用としてご使用の磁石は最寄りの自治体の分別方法に従って廃棄してください。
強力な磁力が出た状態で廃棄しますと非常に危険です。
磁石を鉄等の磁性体で覆うか、厚く梱包して磁力が外部に強く出ない状態で廃棄をしてください。 -
異方性と等方性の違いは?
着磁で一方向のみに等方性よりも強い磁力を発生させることが出来るのが異方性です。
逆に等方性はどの方位にも同じ磁力を発生させることが出来ます。
異方性の磁力の強い方向は成形時に磁場を加えて方向を決めますので、後からその方向を変更することは出来ません。 -
カタログにある製品の吸着力を変更することは可能ですか?
使用している磁石の材質変更・寸法変更で対応可能な場合が御座います。
ご相談ください。 -
耐熱グレードの磁石を使用すれば、高温の環境で使用は可能でしょうか?
耐熱グレードの磁石でもグレード表の耐熱温度より低い温度で磁力が低下することがあります。
特に磁場方向の厚みが薄い物に関しては表の耐熱温度よりかなり低い温度で減磁しますので、ネオジム磁石の場合は40℃以上の環境下でご使用になる場合はご相談ください。
尚、グレード表の耐熱温度とは常温に戻した時に磁力が復元する温度を示しています。
磁石は全て常温以上になりますと温度変化で磁力が少しづつ低下し、常温に戻すと復元します。 -
吸着力の取り決めは出来ますか?
磁石素材に関してはご使用方法と全く同じ条件での実測が難しく、磁石素材のサイズと表面磁束密度での管理が基本になります。
磁石応用製品の場合は実測が可能な製品については、バラツキを考慮した値での取り決めが可能です。
その場合は複数ロットでの実測後に取り決めになることが御座います。 -
表面磁束密度の取り決めは出来ますか?
条件付きになりますが可能です。
表面磁束密度の値は磁気特性のバラツキや寸法公差の影響を受けます。
又、測定個所や測定器によっても大きく値が変わりますので、測定個所・測定方法等の取り決めを行い、磁場シミュレーションからの値で取り決めを行うか、場合によっては数ロットの実測後の取り決めになることがございます。 -
手持ちの磁石の磁力を無くすことは出来ますか?
完全に磁力を抜くことは難しいですが是非ご相談ください。
サイズ・形状・構造によっては温度を上げて磁力を無くすなど対応できる可能性もあります。 -
磁力の入っていない磁石の後着磁は可能ですか?
材質・サイズ・形状等によりますが、弊社では複数の着磁電源と着磁コイルを保有していますので、対応できる可能性があります。
強磁性体以外の成形品等に内蔵されている物も後から着磁出来る可能性がありますのでご相談ください。 -
磁場シミュレーションから製品化した商品の現物測定は出来ますか?
測定の為の治具等が必要になる可能性が御座いますが、製品表面の表面磁束密度、吸着力、フラックスの測定が可能です。
又、製品から離れた位置の磁場の測定も可能です。 -
磁気センサー用のマグネットの選定は可能でしょうか?
弊社磁場シミュレーションで製品から離れた位置での磁場を計算できます。
センサーの仕様、位置関係をご連絡頂ければ初期の選定が可能です。
最終的には選定した磁石での試作評価をお願いします。 -
表面磁束密度が高い方が良い磁石、良い磁石応用製品と言えますか?
一概に良い製品とは言えません。
表面磁束密度が高くてもご必要なる吸着力・離れた位置での磁場・吸引力が満足するとは限りません。
ご必要の用途・使用環境で適している製品は異なりますので是非ご相談ください。 -
表面磁束密度が高いと吸着力も強くなりますか?
表面磁束密度は磁石製品の単位面積当たりに磁束がどれだけあるかを示した値です。
磁石は異なる極(N↔S)や強磁性の物が近くにあるほど活発に磁束を出すので、寸法が小さい方が表面磁束密度が高く出ることがあります。 吸着力は吸着する面の大きさの影響が大きいため、一概に表面磁束密度=吸着力にはなりません。
表面磁束密度が高く、吸着面積が大きい磁石が吸着力が強い物になります。
*吸着する相手の材質・板厚の影響もありますので、詳細はお問合せ下さい。 -
寸法と表面磁束密度(T=テスラ,G=ガウス)を伝えれば材質の選定が出来ますか?
表面磁束密度は磁石の材質・材質グレード・寸法で決まりますので、ご連絡いただければおおよその選定は可能です。
但し、磁石の各材質とグレードは防錆・耐熱性が異なりますので、ご使用用途等もお教えいただければ最適な磁石の選定をご提案致します。 -
使用用途を連絡すれば磁石の材質選定や磁石製品の提案をしてくれますか?
選定とご提案は可能です。ご使用用途と使用環境、ご必要な数量、ご希望コスト等の情報をいただければ、具体的な製品のご提案が可能です。
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持っている磁石と同じ物が欲しい場合は、磁石を送れば材質等を選定出来ますか?
測定器等を使用して選定できる可能性があります。
図面などの情報とご用途もお教えいただければ更に選定できる可能性が上がります。 -
表面磁束密度と残留磁束密度の違い
残留磁束密度とは磁石の素材自体が保有する値です。
強磁性体を外部(電流)から飽和するまで磁化した後に電流をゼロにしても 強磁性体に残る磁束密度の事を残留磁束密度と言います。
対して表面磁束密度とは磁石を加工して製品にした後に表面から出る磁束密度の事を言います。
表面磁束密度は寸法・形状・測定個所・測定器等で値が変わります。 -
磁石はどのように製造しますか?
カタログ掲載のアルニコ磁石(鋳造)以外は全て焼結磁石になります。
ネオジム磁石とサマリウムコバルト磁石は下記工程になります。
原料の混合→アルゴンガス中での高温での溶解→合金の粉砕→粉末の磁場中での金型プレス
→熱処理→磁石母材を製品寸法に研削加工→(表面処理 ネオジム磁石のみ)→着磁 -
マグネットシート(ゴム磁石)ではどのような加工が出来ますか?
ご必要なサイズと形状に裁断、抜き加工、機械加工の対応が可能です。
又、両面テープ・フィルム貼りなども行っております。
シルク印刷・オフセット印刷等の対応も行っておりますのでご相談ください。 -
マグネットシート以外の磁石に後加工は出来ますか?
後加工はお勧めしておりません。
焼結磁石は非常に脆くすぐに割れ欠けしてしまいます。
特に着磁品の加工は困難で、加工した屑にも磁力があるため加工機を壊してしまう可能性があります。
カタログに無いサイズや形状も特注品対応しておりますのでご相談ください。 -
マグネットシート(ゴム磁石)は自分でカットできますか?
ハサミやカッター等でのカットが可能です。
(刃が消耗しますので、通常使用する物と分けてご使用下さい。)
弊社でも1枚からカット・抜き加工・両面テープ加工が出来ます。
数量が多い、マグネットシートの板厚が厚く加工が難しい時などは何なりとお問合せ下さい。