ネオジム磁石とは？

ネオジム磁石は、鉄・ネオジム・ボロンを主成分とする焼結品で、非常に優れた磁気エネルギーは現有磁石の中で最高です。

サマリウムコバルト磁石とは？

サマリウムコバルト磁石は、サマリウムとコバルトを主成分とした焼結品で、ネオジム磁石に次ぐ強い磁力を持つ反面機械的強度が低く割れやすい性質を持っています。

アルニコ磁石は、アルミニウム、ニッケル、コバルトを主成分として鋳造によって作られており、磁石の中で最も温度特性に優れています。

フェライト磁石は、第二酸化鉄による粉末治金法による焼結品で、磁気エネルギーはそう高くありませんが、低コストで耐蝕性に優れています。

異方性ゴム磁石は結晶の垂直方向（圧延面の方向）に磁化をおこなっています。これが強力なパワーをとりだせる特質です。

一般の等方性ゴム磁石は、長い間玩具や冷蔵庫用ドアガスケットに用途が限られてきましたが、ついに電気、電子機器の分野で普及可能となりました。

ネオジム系ゴム磁石（ネオジムシート）は希土類Nd-Fe-B系磁性粉体の高配合により高い磁束密度を実現しました。裁断・抜き加工も可能です。従来のフェライト系ゴム磁石より大幅に特性が高くなっております。

＊中空穴通過式

小物金属部品、切削刃物、機械加工部品等の脱磁。ボルト、ナット、チェーン部品及び自動車部品の脱磁。建築金物及びプレス金物などの脱磁。

※当方式は簡易型脱磁につき部品の残留磁気値は目安として約10ガウス前後の脱磁になります。

※部品の材質・形状等により脱磁が難しい場合があります。

※定格電圧・定格電流値については弊社測定試験での数値（工場出荷時）で電圧変動により電流値も変動します。また使用環境により誤差もあります。

※長時間使用すると本体の温度が上がり電流値が多少変動する事があります。

脱磁器に通電をした状態でトンネル穴部に脱磁をするワークを通過させる。 (瞬時通過の事)

トンネル穴内に長時間ワークを置かないようにして下さい。ワークに過流が発生し高熱を発します。
軽いワークはトンネル通過時に磁気により引き付けられ出てこない現象が発生します。ワークを早く通過させる方法でご使用下さい。
脱磁器の運転中は脱磁器の周辺に磁気が発生します。ICカード・携帯電話・アナログ時計を近づけないように注意してください。またペースメーカーご使用の方も作業の際は十分に注意して下さい。