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中国、中・重希土類7種のレアアース関連品目の輸出管理による影響について(5/26更新)

中国商務部および税関総署が2025年4月4日付で輸出管理を即日実施しました件で、当初対象外とされていましたガドリニウム(Gd)を含むネオジム磁石も輸出規制の対象となり、中国商務部の輸出許可が必要になりました。

●対象元素:サマリウム(Sm)/ガドリニウム(Gd)/テルビウム(Tb)/ジスプロシウム(Dy)/ルテチウム(Lu)/スカンジウム(Sc)/イットリウム(Y)

当初よりサマリウム(Sm)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)に関しましては、含有する磁石に関しても輸出規制の対象で、ネオジム磁石の一部グレードとサマリウムコバルト磁石に関しては輸出許可が必要でした。
新たにガドリニウム(Gd)を含むネオジム磁石も輸出許可が必要となり、一般的なグレードも含めほぼ全てのネオジム磁石に関しても輸出許可が必要な状況となりました。
輸出規制対象外とご案内しておりましたお客様には、大変ご迷惑をお掛けいたします。急ぎ輸出申請の準備を進めてまいりますが、大幅な納期遅延が見込まれます。

また、中国国内での申告で不正が多発していることから、税関での検査基準が厳しくなっており、規制対象外の他の材質の磁石やAssy品なども含め、磁石全般で納期が不安定な状態となっております。
上記7元素にないガリウム(Ga)を含む磁石についても、税関より輸出許可を取得するよう指摘を受けております。


情報の変化が激しく、中国国内でも混乱している状況ですが、引き続き新たな情報が入りましたらご連絡いたします。
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